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  • 2012.05.04 Friday
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プチプチ皿

 沈没してました。
本日締め切りの原稿のため、昼過ぎまで奮闘努力をしていたのであります!
パチパチパチ。

日曜のバーンガジャさんでの出店も無事終え・・・
荷の片付けもほっぽらかし・・・
ハットリがうろうろしてるのも、どうでもよく・・・

お昼ねしたのじゃ。






こいつ、よく見ると、パンダか。






蛸の吸盤か。梱包材のプチプチか。





青いプチプチ皿だった。

・・・疲れた。また、寝るぞ。

シンプルな器

 お隣の、贅沢な施設。






ドッグランです。空き地の雪原にご主人がこさえたコース。
ここを駆け巡る子は・・・





この子です。名前はカルビー。焼肉が好きな一家です。
日に一度。カルビーがこのコースを利用します。

ハットリやクラが駆けている姿はまだ目撃されていません。





小ぶりのC&S。シンプルなラインがいいです。





プレート。これもシンプル。このシリーズ、人気です。





ミルクカップ。取っ手のちがう同系柄。

本日、ミスターエマニエルに押し売りしました。
彼も人の子でした。
二人でドッグランをしますか。

昭和のハンカチーフ

 それでは衝撃の写真をご覧ください。







あまりの衝撃にピントもずれた。
犬神家の一族?

雫石という処は、こんな恐怖体験があちこちで起こるのです。
詳しくはイナモダさんの方でいずれ語られることでしょう。

気を取り直して・・・





でかいアメ車でしょうか。どこでしょう。






ニューヨークです。

これ、昭和のハンカチーフです。
とある湯治場の売店で見つけたもの。
キー様という方が大量にレトロな土産品をゲットしていきました。
それも遠い昔のことです。

プラスティックの棚

 さて、下段には何を置くか。
ネコのエサがいいかも知れぬ。

中段には・・・サボテン。

上段には・・・雀のエサ。







プラスティックの棚。

なぜ中段にサボテンを置くかといえば・・・

ほれ、雀が猫に襲われないためじゃ。まて・・・猫はジャンプする。
ムダなことを考えてしまった。

ブリキの容器

 2/26(日)花巻のバーンガジャさんの市に出店します。
その準備やら、仕入れやら。
その一部ですが・・・





ブリキの容器。入り子になってます。
釣りをしている人ならすぐわかりますが、これ昭和のビクです。
網口が付いていたのですが、取り外しできるタイプでしたので外しました。
バラ売りします。






タイガーのポット。
形が印象的。






この子は持っていきません。

今日は時間ないのでこの辺で、おわり。

もうすぐ春だと思いたい。

 朝、起きたらドカ雪。暖かく重い雪。日はぽかぽかで気温も+。
もうすぐ春です。そう思いながら、雪かき。

ハットリやクラがエサを食ってる間、庭の待合所でたむろしているものたち。






雀っこ。
いつも十羽ほど待機してます。





ナルミのC&S。こちらも出番待ち。





オイルポット。未使用。待機中。





まんなか・・・ハケを掛けてたハンガーなそうです。店頭用。




あいつの、足。

毛づくろい中。


ハットリの別荘

 おはようございます。

これはぼくの挨拶ではありません。
今朝、ハットリと雀どもに寝ぼけながらエサをやっていると・・・
裏庭にあの方が立っていました。

「エマニエルさん、ですか?」

いつものエイトマンのお面を付けていません。
今度は岩手川の手ぬぐいで頬被りして月光仮面の眼鏡をかけています。

「ご精が出ますな。モンブランさん」
「それほどでも」
「その猫がハットリですか」
「ええ」
「なるほど。これが噂のへこき猫ですか」
「ええ。まあ。嗅いでみますか」
「いや、結構。ところでモンブランさん」
「結構です」
「まだ何も言ってません。・・・しかし猫というものは時代に敏感ですな」
「そうでしょうか。エサには敏感だけど・・・」
「いえいえ。猫は集会が好きなんです。そこで論議しています」
「初耳です」
「猫のこと、何も判っておられませんな。いま話題になっているのは移動式不動産物件です」
「なんですか、それ?」





「猫の別荘です。どうです。実にエレガントです。飼い主が持ち運びます。
 この中にかわいい猫ちゃんを入れて。春には花見。夏には海水浴。秋はきのこ採り。
 この別荘に入れて海や山へ出かけてごらんなさい。ああ、なんと幸福な光景でしょう」
「すいません。ただのカゴですけど」
「ふふふ。あなたにとってはただのカゴかも知れませんが、猫には別荘なのです。
 それも上等な物件です。ワイヤー製でバラの花まで付いています。このバラ、
 まるでバタークリームのケーキに咲いていたものとそっくりです。ああ、うまそう!」
「そうでしょうか・・・」





「ほら、蓋も開きます」
「そりゃ、開くでしょう」
「ほら、もうハットリが入りましたよ。よっぽど気に入ったんですな。しょうがないなぁ。
 置いていくしかないでしょうね・・・」

そして・・・いつものセリフ。

「お買い上げありがとうございます」

グラスの影絵

 金庫1を開けると、枯葉が入っていました。
2を開けると、ヒマワリの種が入っていました。

ふむ。こじゃれたことを・・・ヒマワリの種を撒いて残り少ないわが人生を開花させよとの
メッセージなのでしょうか。
どうもミスターエマニエルのことなので、それだけではなさそうですが。

本日、八戸から帰ってきました。
やっぱり遠いなぁ。疲れた。






グラスの影絵でくつろぎましょう。
鼈甲飴のようです。





どうもアデリアっぽい。こんな感じの脚付きを入手したことがあります。

さて、この辺で今日はおとなしく寝ます。
またエマニエル氏に呼び出されそうな予感がするので、明日に備えます。

ふたつの金庫

 ミスターエマニエルからポストカードが届きました。
意外とマメな人なんですね。封筒を開けると、変てこなカードが出てきました。
よく見ると・・・というか、よく嗅ぐと。

うすく巧みにスライスした、化石化したカマンベールのカードです。
なんだかうすく切ったべらべらの凍み豆腐みたいです。

文面は以下の通りです。

モンブラン様

香り漂うコーヒーをお楽しみのことと思います。
小生も庶民の一助になれてささやかな幸福を感じております。
お会いして感じたことなのですが・・・
貴殿には貯蓄という密かなる至福にとぼしい処があると推察しました。
そこで貴殿の残り少ない将来がより豊かになると思われる品を用意しました。
興味ありませんか。

では、小岩井の柵の辺りでお待ちしております。
                                  エマニエル堂店主拝

・・・勝手な人です。しかし、小岩井の柵の辺りって、どこ?
でも出かけました。貯蓄というぼくには無縁の言葉に魅せられて。





写真は春に撮ったものです。今はまだ雪でどこもまっ白。
柵も白いのでさっぱりわかりません。すると・・・
売店近くでプラカードを持って立っている人がいます。
ベニヤ板に赤い文字で「柵」と書いてます。

「お待ちしてました、モンブランさん」
「どうも。探しましたよ」
「さっそく中へ入りましょう」

二人は売店の奥、カウンターに腰掛けホットミルクを飲みました。
「人生には・・・至福が必要です」哲学者のようなことを呟きます。
つづけてミスターエマニエル曰く、
「あるきっかけがその人の人生を変えることがあるものです・・・」
「どういうことですか」
「まずはご覧ください」
おもむろに風呂敷包みを解きました。





「金庫です」
「見ればわかります」
「もうひとつ・・・」





「金庫2です」
「あの、金庫に1とか2があるんですか」
「むろん。1が表。2が裏になります」
「つまり、使い分ける?」
「その通り。人生にはふたつの金庫が必要です。1は公費。2は私費です。
俗に、裏金とも言いますが・・・」
「そんな・・・ぼくはまっとうな人間です」
「そういう意味ではありません。とかくこの世は1だけで終わってしまう。
 そこで・・・ここだけの話ですが・・・2があると、潜在能力が開花するのです」
「はぁ」
「目の前に自分のためだけの金庫がある。金庫があればお金を入れたくなる。
 これは本能というものです。いかがです?」
「しかし、もともとお金のない者に必要でしょうか」
「モンブランさん!あなたのその不健康な心がいかんのです!これは金庫療法なのですぞ!」
「はい!」・・・思わず返事をしていました。

「お買い上げありがとうございます」





ミスターエマニエルはこの柵のずっと先の方へ帰っていきました。



コーヒー畑でつかまえて

 ひとしずく通りのボロカフェで、ミスターエマニエルと会っています。
窓辺の席で二人はミルクコーヒーを飲んでいます。
カフェ・オレではありません。






こんなカップで。

「あの、エマニエルさん」
「なんでしょう」
「先日、書棚と称された棚ですけど。あれ、下駄箱なそうですよ」
「ああ、言い忘れました。八戸あたりでは下駄箱として使っているようです」
「地方によって異なるのですか」
「それが風土というものです」

・・・なんだかまたうまく言い含められそうです。

「ところでモンブランさん」
「なんですか」
「香り漂うものに興味ありませんか」
「ないと思います」
「異国の香りです。あなたの大好きな・・・」

そう言われると、つい。







すかさずテーブルの上にミスターエマニエルは披露しました。

「コーヒーの看板ですね」
「さにあらず。想像香る看板です。裏にも、キリマンジェロ・ブラジル・コロンビアが
 書かれています。この看板を日替わりでぶら下げるのです」
「それって、楽しいですか」
「失礼ですが、モンブランさん。あなたは日々業務スーパーの一番安いインスタントコーヒーを
 お飲みでいらっしゃる」
「どうして知ってるんですか」
「先日、ご馳走になりました。私はあなたのためを思って本日わざわざこれを持参したのです。
 今日からでも試してごらんなさい。例えば、マンデリン。これを眺めながらインスタントを
 飲むのです。ほろ苦く、かつ甘く、それはそれはうまいのです」

そして・・・「お買い上げありがとうございます」の一声を聞きました。
するとミスターエマニエル。目を閉じて述懐しました。

「私の青春はまさしく、コーヒー畑でつかまえて、でした」
「あの・・・それってライ麦畑ですよね」
「ささいなことです。では・・・」

・・・結局、コーヒー畑でつかまったのは、ぼくです。





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