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- 2012.05.04 Friday
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今日、蔵の市は休みました。
今度の土日、蔵の市祭りに出るため、それに備えます。
それと持病の腰も休ませたくて。
C&Sはナルミ。カップはナルト。形がいいな。
花柄コップ、ちょっと暗いな。
しばらくレトロ雑貨ばかりでしたので、思い出したように昭和の児童書でも・・・
偕成社版「少女名作シリーズ」全40巻。
この「さすらいの少女」の原作はディケンズ。
あとがきで知ったのですが、原作は「骨董店」という長編なそうです。
う〜ん、知らなんだ。読みたい。
で、少女向けに書き起こした方が詩人の新川和江。今も現役です。
1980年。重版。そんなに古くはないのですが、評価は高いようです。
これが口絵。竹部本一郎という方の絵。異国の感じが出ています。
目次もいいですね。雰囲気があって。
第一章のタイトルが、うら町のこっとう店。
これは読まねば・・・
なになに・・・きりふかいロンドンのさびれたうら町に、小さなこっとう店がありました。
「トレントこっとう店」と、かかれた、ふるぼけた木のかんばんが、
ゆうがたの風にふかれて、かたかたゆれています。
店のなかには、さまざまなこっとう品が、ごたごたと、ならべたててありました。
はなのかけた、せとものの人形や、木ぼりの像、青銅づくりの、
きみのわるい首・・・
ああぼくもゆうがたの風にふかれて、この店に入りたい!
ごたごたと、が、そそられます。
ただいま5冊ほど集めました。
調べましたが、それなりにいいお値段です。
あくまでも参考ですが、全国の古書店相場の最低価格をお知らせします。
左から。
夢のバレリーナ・・・1200
さすらいの少女・・・5000
サーカスの少女・・・1500
あらしの中の兄妹・・・1500
銀のスケート靴・・・2500
このシリーズの中には一万以上のものもあります。探してみてください。
あちこち仕入れで回り、午後遅く帰宅。
腹減った。納豆ごはんでも食うか・・・
あれま。クラがいる。しょうがなえなぁ。
主よりも先に昼飯作ってやるか。
スペシャルだぞ。好物のマーガリンごはんにソーセージをまぜて、と。
さ、食いな。
主のごはんはソーセージぬき。
ああ、食った。どれ、クラも食ったかいな?
あれま。残してる!
その上すでに昼ね中。
朽ちかけたパーゴラのベンチの上で、すやすや。
雨上がりの蒸し暑い風が吹いています。
どんな夢見てるんだか・・・
肉球にカラシでも塗ってやるか。
ま、そんなことはせず、ぼくもうたた寝・・・
夜、仕入れたものを撮影。
台付きライト。時計屋さんがせっせとここで修理でもしていたんだろうか。
フライ作りにもいいかも。
乳白ガラスの水差し。ラベルの文字が一部はがれている。
・・・iclican
・・・apan
由緒ある出かな?わかりますか?
眼鏡ケース。台のアンバーガラスが渋い。
バイオリン弾きの天使。セレナーデかな。
きっと夢見ごごちのいい旋律なんだろう。
そろそろ寝ますか。クラ、どこで寝てるんだか?いい夢、見ろよ。
6月25日。朝。秋田運河。
わが前方に巨大な船が・・・
おお!でかい!
船の名は、OPERA WHITE。白い歌劇?
なんか別の意味が込められてるのかな。
隣の船、追突している訳ではありません。
着岸させるためのタグボート。一隻ではありません。
ね。三隻。真ん中に小さなサブがおります。
絶妙なバランスで対岸に回転させます。
こんな光景、はじめて見ました。
どうやら材木を降ろすようです。いかん、フリマ搬入の時間です。
こんな感じで土曜日は終り、日曜は八戸。
あのグリコのメダル、八戸の人に見せたら・・・
「おお!」そのあと絶句。
(あなただけに特別にお見せしたのです。)
(そうか。そうか。いいことだ。これは俺の物になる定めだったのだ。)
・・・暗黙の了解の後、お買い求め。
古民家からのプレゼントも残りわずか。
(いいことだ。)
仕入れはあまりできなかったな。
昭和のプレスガラスの小皿だけ。
草花文様がいいな。12枚ありました。
ま、こんな感じ。
ところで日曜の夜は眠い目をこすりながら、
BSの邦画百選を観ています。先週は市川昆の「おとうと」。
きのうは今井正の「にごりえ」。
たしか東京にいた頃、あちこちの名画座で観た覚えがあるけど
改めて観て、やっぱり良かった。
「おとうと」の、「うっすらと悲しい」の名セリフ。
「にごりえ」の明治の夜の美しさ。
でも、時々、小道具の方に意識が奪われ・・・
これって、職業病かな?
暑いですね。
きのうは仕入れ。今日は蔵の市。
週末は秋田、八戸とつづきます。
さっき風呂から上がり、ビールもどきで喉をうるおし。
またブログでもやるか、という気分です。
そういえば仕入れたものをぽつぽつ紹介するんだっけ。
では、ノリタケのお皿から・・・
これ、普通の食器の平台にまじっておりました。
わが目を疑い、すかさず裏をひっくり返し。
やっぱりね。
裏印は、明治44〜昭和15年までの国内向けのもの。
通称「ヤジロベエ」というそうです。
昭和の洋食器とかプレスガラスの入門書としてお勧めの一冊があります。
読まれた方も多いと思いますが。
佐藤由紀子著「昭和モダンの器たち」平凡社コロナ・ブックス(定価1600円)
地球食堂で検索すれば、著者のブログも見れますよ。
この本の紹介も載ってるし。
しかし、レトロって、日々勉強だなぁ。
実践がいちばん鍛えられます。むろんご本を読んだり、本物の香気に浸ることも大切。
でも歳のせいか、本を読んでも、翌朝には忘却の彼方に・・・
青児調の皿に、かわいげなC&S。
ノリタケじゃなきゃダメって人がいるけど、どうかな?
東洋陶器や名陶、ニッコウのダブルフェニックスもすごいし、同時代の名古屋メーカーものにも
いかにもレトロって奴がございます。
ブランドに縁のないぼくには、三流こそ一流という、独自の物差しがあるのでございます。
青い流し目があなたに注がれております。
シーン。
ちょっとこ憎たらしい、面。
金の首輪が育ちの良さをPRしております。
下町育ちのおいらには
青い瞳が 気にかかる
ああ 気にかかる♪
こいつ、ペアの置物です。棚の上段ですましています。
左隣は東郷青児のコップ。ネーム入り。
右隣はメキシコのふくろう?
中段、右から。
カメラの置物。鉄製でしょうか。かなり重い。
真ん中は熱帯魚の置物。(おいらの好きな世界なのさ)
左は、昭和初期のキャンディーポット。残念ながら内側にカケあり。
さて、下段。
右から、チェコの紅茶の缶。同じくチェコのカカオの缶。
そしてデンマークのキャンディーの缶。
これ、イヤマというスーパーマーケットのキャラクターものなそうです。
「日本でいえば、不二家のペコちゃんみたいに人気です」と、
ソワカさんが教えてくれました。
きのう、実はヨーロッパで仕入れしてきたソワカさんと物々交換したものです。
ぼくの方が得したよね、ごめん。
こんな感じで新入荷のものをぽつぽつ紹介していきます。乞うご期待!
ただいま明日のアンチック市の準備を終え・・・
神棚に手を合わせ・・・
あとは天命を待つ身であります。
そこでなかなかうまく撮れなかった例のグリコのおまけメダルの撮影に再挑戦。
ド接近でなんとか見れる感じなのですが、
うっすらと輪郭が浮かび上がっております。
上に 賞
中に 右読みで グリコ本舗 とあります。
ひっくり返して(どちらが表?)
戦中の日章旗でしょうか?
ド茶色なのでこれがせいいっぱいです。
鑑定よろしくお願いします。
閑話休題。
お向かいの作山さんの玄関先の庭木に、ヒヨドリの巣があり、
四個の卵を抱いています。ひながいつ孵るのか?
そ〜っと、作山さんの観察が日々つづいております。
近所の空き地からは、甲高い雉の鳴き声。
夕空には、でっかい翼をばさばさと羽ばたく、あおさぎの雄姿。
そして野良猫のクラがサッシ戸の表で
ただいま晩御飯をお行儀よく待っております。
こっちはブログ中じゃ。もちっと待ってな。