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  • 2012.05.04 Friday
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さえずる小鳥

 風、強し。

めげずに仕入れ。

中古の新物が主ですが、おもしぇものも、少し・・・







佐渡のお土産、のろま人形。(顔がぐにゃぐにゃです)
太陽の塔。(顔がギラギラです)
バタバタ日めくり。(顔に見えてきた)

そして、水滴。水を入れて墨を磨る時に注ぐもの。







昭和初期のものと思われます。
右読みで「実用新案特許」とあります。

ええと、何が特許かと申しますと・・・
お分かりの方もおられると思いますが・・・

水を注ぐ時、小鳥がさえずるのであります。
ピヨピヨピヨ、と。
風雅です。昔のお方は心がおしゃれ。

ためにしに何度も啼かせてみました。

ぴよ、ぴよ、ぴよ。




秋田のフリマに出店

 ご無沙汰しました。
この土日、秋田のフリマに出店してみました。
昭和30〜40年代の洋食器を少しさばこうと思いまして。

ポートタワーセリオン。







こんな感じで見上げる所です。
ここで月一度フリマが開かれています。



 

こんな感じの埠頭にあります。雨上がりの憂愁であります。

向こうには、






どこか気になる建物。そして







どこかシュールなでっかいプロペラ。
それ以上にシュールなものが、空に・・・






これ、凧揚げのタコです。
こんな感じで揚げていました。





ロマンですね。凧を揚げてた爺さん、いい感じだな。

あ、フリマの方は、所変わればで、だいぶさばけました。
それはもう叩き売りです。
隣に出店していたご婦人が、「あら〜、おもしろいわね」と
シュガーポットやコップを買ってくれたり。

時計好きのジェントルマンが
「時計はないの?」と聞いてきたので
「置時計ならありますよ」と応え、
本日、前に紹介したふたつのセイコー時計を持参。
朝一番で売れました。

売れれば本望。それが商売です。そして喜んでもらえれば、ぼくも嬉しいのです。
たとえ安くとも(泣く)・・・

あの、全国のみなさま、ここだけの話ですが
秋田のフリマでは昭和レトロを叩き売りします。
わが身を削り、世のため人のため・・・(涙)。


ちょっと、蕨採り。

 山菜採り。してないなぁ。
春先にバッケを少し。それからお向かいさんと裏の土手で蕨を、少し。

よし。行くぞぉ。ちょっと網張の高原まで。
車でブルルン。もう着いた。



 

こんな所です。晴天です。
緑の尾根から、カッコー。

見下ろせば、






おお、うるわしのわが雫石の里よ。霞んでおるなぁ。

見上げれば、







この雲、筋雲、でしたっけ?

さあ、さっそく、蕨採り!
ふむ。
今年は雪が多かったせいか、まだ早いのか?






でも、なんぼかありやんす。見えますか?
まあのんびりと、ポキポキ、ポキポキ。

ひろーい高原にわし一人じゃ。平日の蕨採りは天国に近いのす。
と、思ったら






いつの間にかお仲間がいるじゃありませんか。
仲良くみんなでポキポキ、ポキポキ。
結構、採れた。大きなビニール袋にざっとふたつ。
それをどっこらしょとザックに背負う。

重い。おお、うるわしのわがザックよ!

そろそろ

いい汗もかいたし、腹もへったし。
ありね山荘のお風呂に入って、帰ろ。


レトロな午後

 五月晴れ。二度目の蔵の市。
午後一時からなので、道中、花巻で仕入れ。
物であふれた店の奥。

ありゃ。すげぇ。

古い柱時計がいくつも横たわり、さらに、目覚まし時計もごろごろ。
どうしよう!?

でもほとんどが壊れている。
いや、それでも価値ありそうなものを、どれどれ、と。


 

以上のごとく、これぞレトロな置時計をふたつほど選んだのです。

ミントの方は動きます。さすがセイコー。
アイボリーの方は動きません。でも、セイコー社。(贈 昭和三十一年五月とあります)
しかしすてきなデザインだな。感心しきり。

奥の不思議なオブジェ。
「自衛隊第23周年記念 48.11.3 陸上自衛隊八戸駐とん地司令」とあります。
八戸に縁があるなぁ。八戸に持っていこ。

真ん中は、山猫のブックエンド。解説はこのくらいにして・・・





江刺の町の裏通りです。トタンがつづくのって、いいね。





煙突。好きだなぁ。






この窓。中から開けて、世の中を愁いてみたい。

さて、午後1時です。そぞろそぞろと客足を眺め、
ぽつぽつ、ぽつぽつ、あれ、結構、売れた。
食器のお店にしたら売れたのです。

ずっと、小林旭の歌が流れていた蔵の市。
「北帰行」の時は、しみじみとわが半生を振り返るなり。


けなげな熊さん

 はこだて土産の けなげな熊さん

でっかい鮭を よいしょと背負い

いったいどこまで 行くのやら







あの山越えて 大好きな

フミちゃん きっと待っている

ヒイコラヒイコラ けなげな熊さん

 

 


落雁日和

 本日は仕入れの途中で、水彩画家の田村晴樹さん宅に寄りました。
千葉のお姉さまの畑から送られてきたそら豆の、おすそ分け。

今は昔、田村さんとは仕事の縁で知り合いました。
いい絵をお描きになります。
眺めていると、なんだか遠くへ行きたくなります。
(ホームページで観れますよ。)

そんな田村さん、



 

こんなのどかな所に暮らしています。

ピンポーン。

さっそく茶の間へ。するとさっそく奥様が





なんということでしょう。
これは絵ではありません。それは見事な落雁。
鶴岡の梅津菓子店のものなそうです。元禄の世から伝わる駄菓子であります。
(キューピーはさすがに昨今のもの。)

もったいなくて、食べずにもらってきました。





これは田村さん宅ではありません。近くに高松の池があり、
そこに昔からある釣り堀屋さんです。
なんだか、瓦が、落雁に見える・・・





これが釣り堀。のどかです。





ここらで釣り師が竿を下ろす。

我輩もしばしのどかな春を堪能せり。


 

で、こんなものを仕入れてきました。

純銅のカップ。未使用のホーロー鍋。
アールデコ調のガラスの小皿。花瓶柄のお皿。
でもいちばんのお気に入りは、真ん中にある、けなげな熊さん。
よく写ってないので、のちほどお見せします。

どーんと積んだ児童書も、できれば後で。


津軽塗りの座卓

 では。

ご要望にお応えして。



 

これが津軽塗りの座卓です。
師匠は「小ぶりだぁ、」とおっしゃいましたが、ぼくの軽自動車にやっと。
撮影のためここまで運ぶのも、しんど。

この「立ち姿」(あやこ様のお言葉)・・・いかがですか?

ちょっと殺風景だったので、花でも飾ってあげようかと考えましたが、
ああ、めんどくさい。
それで、例のタヌキさんをちょっこんと置いてみたしだいです。
しかしタヌキさんのなんと小さく見えることでしょう。
師匠の小ぶりって、とってもでかいのでありました。





まあ、花でもご覧ください。
庭のハナカイドウですが、もうそろそろ散りかけております。





これは、なんだっけ?
産直で一鉢買ったものが増えました。

さっきからきのう仕入れたオルゴール時計が
セカセカ、セカセカ、秒針を刻んでおります。

これから遅いお昼寝なのに、なんだかうるさいなぁ。


八戸はタッチライトの赤い光

 八戸。だいぶ慣れたけど
戻ってみれば、やっぱり遠い。

雨上がりの八食センターの駐車場に7時過ぎに到着。
ここがフリマの会場。いつもなら常連さんたちがうろうろ物色している頃。
でも今日はまだぱらぱら。出店者も少ない。

初参戦の秋田のHさんの到着を待って、
やっと店開き。

今日はだめかな。そう思ったのですが、
いつの間にやら人だかり。

前に紹介したにっこり貯金箱も富士のお皿もすぐに売れ、
きのう仕入れた丸椅子やアデリアグラスも・・・
いろいろ買って頂きました。






ひまがなく、あんまり仕入れはしませんでした。
オルゴール時計に赤く灯るタッチライト。
それからシンプルなサイドテーブル。

(ただいま、ものすごく、眠いのであります・・・)

幕を下ろしはじめたぼくの瞼の裏側に、
八戸の夜が遠くぼんやり赤い。


アデリアグラス

 朝早く電話がありました。
「おっ、おはよう」骨董屋のHさんからです。その道のぼくの師匠です。

「バカ塗りの座卓あるけど、いるかぁ」
「でかいすか?」
「小ぶりだぁ。いらねえなら、ぶっかすけど」
「欲しい!」
思わず叫んでおりました。

バカ塗りとは、津軽塗りのこと。決してバカにした言い方ではありません。
バカ丁寧に何度も塗り重ねるところから、そんな風に呼ばれているようです。

雨の中、すぐに車を走らせ、なんとかぶっかされる前に頂きました。

「昔は高く売れたけど、今はセリでもただみてえなもんだ」
「もったいないなぁ」

立派な文化遺産を、小生、お救い致し候。
そんな訳で、写真は





すみません。座卓ではありません。
まだ車の中に入っております。そのまま明日、
八戸へ持っていきます。

お詫びにちょっと写真について・・・

これ、アデリアグラスです。
アデリアというメーカーが主に製造していた脚付きコップです。
いろんな柄があります。これはポップ調。
とても人気があり、脚の縁がギザギザのタイプが好まれております。

昭和40年代の名品です。
もうぼくの在庫はありません。たまたま師匠宅の帰りに見つけました。

八戸のコレクターさん、待っててね。

サイダーコップ

 この頃、ぽかぽかです。
日中は暑いくらい。やっと上着なしで出かけてきました。
ちょっと、そこまでですが・・・


 

春の裏山も霞んでいました。





器のお魚たちも





たそがれの水田を泳ぎたいと申しております。

そんな気分でしたので





晩の食卓に昔のコップを出しました。

三年前かな。このスリムなコップを掘ったのです。
それ以来、ぼくの飾り棚にしまっておりました。

なんか久しぶりにサイダーを飲みたくなって、
このコップでごぐっと、やりたくなったのです。

うまい!

やっぱりレトロは一味違う。
シュワシュワーっと、喉が泡立ち、青いお魚の気分です。



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