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  • 2012.05.04 Friday
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少年少女物語文庫「猿飛佐助」

 今宵は、十五夜。

雫石はあいにく曇り空ですが、ぼんやり月明かり。
さきほどまで網張のありね山荘の露天風呂で、お月見をしてまいりました。

おぼろ月を拝みながら、今夜、皆さま、遠い昔を偲びましょう。







ふくろうも鳴いております。

ほうぉ、ほうぉ・・・







昔のご本の裏表紙です。表はさぞかしメルヘンのてんこもり・・・







ジャーン!猿飛佐助でした。

集英社版「少年少女物語文庫」NO13。昭和34年8月5日発行。初版。

ふむ。なかなかの美男子。
ところで猿飛佐助って、どんな奴だっけ・・・







えい!やあぁ!・・・おお、励んでおるなぁ。
胸に両手を組み、九字を切って呪文を唱えると、たちまち姿を消す・・・そうです。
甲賀の忍者。真田幸村の十勇士のひとり。

なんだか面白そう・・・






古臭くていい感じ。おじさん、こんなの好きです。
昔の東映映画みたいです。

・・・月のあかるい夜のことである。
  信州の上田城の表門を、するりとぬけ出した、かげのような男があった。
  だれの目にも見えない、かげの男である。・・・

だが、家政婦は見ていた。・・・そんなドラマがありました。







4冊ほど、見つけてきました。

ふたたびお月さんを拝みましょう。なんだか秋田の観音さまみたい・・・

金子国義挿画展

 1960年代、学習研究社から「少年少女学研文庫」というシリーズが発行されていました。
このシリーズ、調べてみると結構凄いです。ほとんどが売り切れ。
中には数万円のものもちらほら。

幸運にも今日、2冊ほど手に入れることができました。

 

 






・シュトルム作「たるの中から生まれた話」・・・1969.8.20初版。
・モルナール作「パール街の少年たち」・・・1969.11.20初版。

ケースから取るとこんな感じです。







モダンです。シュトルムといえばドイツの詩人として有名。
訳は矢川澄子。そして画がなんと金子国義です。一流ぞろいの一冊です。








ちょっと嬉しい。いや、もの凄く嬉しい。
こういうご本に出合えるなんて、諸行無常の遠足のおかげでしょうか。
せっかくですので金子国義挿画展をご覧ください。








「雨姫」より。野山をふわふわとただよっていくこびと。








同じく。マーレンとアンドレース。








同じく。雨姫さま。








「ブーレマンの家」より。主人のブーレマンと二匹のものすごい猫。








同じく。大ネコ。








「のろわれた鏡」より。奥方。

いかがでしたしょうか。大ネコがどこかクラに思えるのです。

月夜の椅子に凭れ、あいつ今頃、ふふん、と鼻を鳴らしているかも知れません。






 


少女名作シリーズ、また発見!

 ひぐらしが啼いております。
蒸してはいますが、いくぶん涼しく。



 

飯を食ったあとの、網戸越しのクラ。
しなってます。







紫陽花だけが、いきいき。
おいら、バテ気味。久しぶりに街の床屋に行ってきました。
なんぼか頭が涼しいです。

モンブランおやじが出張中、カミさんがちょこちょこ仕入れてきます。
この方、児童書に縁があるのか・・・







前に紹介した「少女名作シリーズ」の2冊です。

・リラの花さく家(オルコット原作)1981.6-16刷。カバーなしですが、
これ、カバー付で・・・20000です。

・クリスマスの天使(ウィギン原作)1985.11-20刷。カバー付。2800。

このシリーズには40000超えもあります。
そちらの近所のどこかのお店に一冊100円でまぎれているかも。
幸運を祈ります。







リラの口絵。絵は矢車涼。やぐるますずし、と読みます。
なんだか宝塚みたいです。







クリスマスの口絵。絵は若菜珪。わかなけい。これも宝塚。

クラじゃありませんが、ただいまカミさん、ごろんと横になってます。
お宝掘って、余裕のポーズ。


少女・世界推理名作選集

 ページをめくると・・・







黒猫のお出迎え。

昭和40年代、金の星社から出た「少女・世界推理名作選集」全30巻。
このシリーズの途中から、どうやらこの黒猫が最初のページを飾っているようです。






ある晩のこと。
カミさんが頬を紅潮させて帰ってきました。
「ちょっと、これ、見て!」
ビニール袋になにやらごそっと入っています。みんな本です。
さっそく調べてみました。あれま、凄い!

例のように古書店参考価格付きで・・・
NO3 六本指の手ぶくろ(S43.3.10初版 ケース付)・・・18000
NO16 なぞの美少女(S44.5.30初版 ケース付)・・・18000
NO24 シャドー牧場の秘密(S44.6.20初版 ケースなし)・・・ケース付で3000
NO27 白い顔黒い手(S44.7.5初版 ケース付)・・・2000

ばらつきはありますが、増刷版でもいいお値段です。
ま、価格で価値が決まる訳ではありませんが、ちょっとドキドキ。

まだあります。







小学館名作文庫「あしながおじさん」・・・S42.12.1初版。
この古いシリーズは古書店でも公表されていません。つまり、在庫なし?
この本の魅力は田村節子の挿絵。








ちっとも古くないな。つづいて・・・







金の星社「幼年版世界の名作」NO7「赤シャツ少年団」(S44.4.5初版)・・・これも公表なし。
口絵がすばらしいんです。







迫力あるなぁ。依光隆という方の絵。







お次は・・・偕成社「少女世界文学全集」NO42「静かなドン」(S45.1.25初版)公表なし。
この40年代のシリーズも数千円揃いです。
最後はもっと古いシリーズから・・・







金の星社「低学年の偉人文庫」NO7「ナイチンゲール」(S39.9.20初版)・・・公表なし。
配色がモダンです。目次もいとおしい。







カミさんの頬はまだ赤いままです。

さすらいの少女

 今日、蔵の市は休みました。
今度の土日、蔵の市祭りに出るため、それに備えます。
それと持病の腰も休ませたくて。




 

C&Sはナルミ。カップはナルト。形がいいな。
花柄コップ、ちょっと暗いな。

しばらくレトロ雑貨ばかりでしたので、思い出したように昭和の児童書でも・・・








偕成社版「少女名作シリーズ」全40巻。
この「さすらいの少女」の原作はディケンズ。
あとがきで知ったのですが、原作は「骨董店」という長編なそうです。
う〜ん、知らなんだ。読みたい。
で、少女向けに書き起こした方が詩人の新川和江。今も現役です。

1980年。重版。そんなに古くはないのですが、評価は高いようです。







これが口絵。竹部本一郎という方の絵。異国の感じが出ています。







目次もいいですね。雰囲気があって。
第一章のタイトルが、うら町のこっとう店。
これは読まねば・・・

なになに・・・きりふかいロンドンのさびれたうら町に、小さなこっとう店がありました。
        「トレントこっとう店」と、かかれた、ふるぼけた木のかんばんが、
        ゆうがたの風にふかれて、かたかたゆれています。
        店のなかには、さまざまなこっとう品が、ごたごたと、ならべたててありました。
        はなのかけた、せとものの人形や、木ぼりの像、青銅づくりの、
        きみのわるい首・・・

ああぼくもゆうがたの風にふかれて、この店に入りたい!
ごたごたと、が、そそられます。






ただいま5冊ほど集めました。
調べましたが、それなりにいいお値段です。
あくまでも参考ですが、全国の古書店相場の最低価格をお知らせします。

左から。
夢のバレリーナ・・・1200
さすらいの少女・・・5000
サーカスの少女・・・1500
あらしの中の兄妹・・・1500
銀のスケート靴・・・2500

このシリーズの中には一万以上のものもあります。探してみてください。


白鳥のみずうみ

 いきなり。





なんだ?

これはある本の見返しです。

白鳥のみずうみ。
幼年世界名作文庫全12巻の一冊。
昭和49年12月25日。
クリスマスの日に、日本書房から発行されました。初版です。

この見返しに思わず心を奪われた、ぼく。
というより、ひとりのおやじが幼年に一時タイムスリップしたと言えばいいのでしょうか。
いがべ?

ちなみに、





これが本文。





これが表紙カバーです。

書き出しは・・・

「むかし、むかし、ドイツの 国に、ジーグフリード という 王子さまがいました。
 すらりとした たくましい からだに、かしこそうな 大きな 目、きりりと ひきしまった
口もと、それに、ふさふさした 金ぱつは、日が あたると、うつくしく こがねいろに
かがやきました。」

はぁ、うらやましい!

このぼくの汚れた面を山の温泉にでも行って、洗ってこよ。

つづく。

金魚鉢の思い出

 江刺のフリマから帰ってきました。
風呂に浸かり、焼酎を飲み、カミさんが作ってくれたカレーを食べ、
ひと眠り。

夢は見なかったな。

実は今日、縁があって江刺の蔵の市へ案内されました。
町の静かな通り沿いに20軒ほどがぱらぱらと並んでいました。
水曜日だけの地元の市です。

お客さんはちらほらでしたが、
とてもゆったりとした時間が流れていました。
なんだか、夢のようでした。

親切な方がいて、いろいろ教えてくれました。
被害にあった気仙沼から来ている方です。

「そんなに売れないけど、ここが好きでね」
ぼくも好きになれそうです。
「来週晴れてたら来てみます」



ひっそりとした思い出の道を
通り過ぎてゆく
金魚売のおじいさん

そんな方でした。思わず金魚鉢を思い出したぼく。

写真の絵本は最近見つけたものです。

 小学館の創作童話シリーズ30
 いたずらタンタのアルバイト
 ・文 神沢利子 ・画 村上勉
 昭和53年7月31日初版第4刷

このシリーズ、貴重な創作童話らしく、入手も難しいようです。
でも、金魚鉢にタコ?
ぼくは、そういう人です。


昭和の児童書って、いいなぁ。

 このごろ、昭和の児童書や絵本を集めています。
愛しい、って感じかな。
理由はともかく、あちこち探し回る自分が、楽しい。

狭い古本屋さんの奥、うっすら埃をかぶった平積みの山の中から、
おそるおそる一冊を抜き取る時の、
ときめき

出た。
これ、いいよね。
いい、いい。

ひとり、胸のうちでつぶやくのです。





そんな感じで、写真の本が、そんな一冊。

カラー版 幼年世界文学 第17巻
小学館 昭和49年5月1日 第4刷
かがみの国のアリス
・装丁 深沢邦朗 ・文 二反長半 ・画 若菜 珪

あの「不思議の国のアリス」の姉妹編です。
たしか文庫で昔読んだはずだけど、思い出せない。

今宵、スコッチでもちびちびやりながら
読んでみようかな。

でも、スコッチ、もう何年も飲んでない。
ま、焼酎でいいか。
これから夢の国へ旅立ちます。


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